【オペラ・オペラ・オペラ】

2010.8.22  ローズマリー公園内のシェークスピア・シアターにて

第一部


(1)上野文絵(1年生) パイズィエッロの歌劇「ラ・モリナーラ」より・・・『うつろな心』

ジョヴァンニ・パイジエッロ(1740~1816) ------ Wikipediaから(抜粋) -----
 パイズィエッロは、知られている限り九十四曲の歌劇を作曲した。
これらは旋律に満ち溢れており、その優美さは今なお高く評価されている。
おそらく最も有名なアリアは、『ラ・モリナーラ"La molinara"』から『我が心うつろになりけり ~Nel cor piu non mi sento』であろう。
ベートーヴェンがこれを主題に変奏曲を作曲して、不滅の存在にしたのである。
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<参考>ジョヴァンニ・パイジエッロ(Wikipedia)


(2)滝あい(2年生) スカルラッティの歌劇「十人委員会の崩壊」より・・・『あなたが死の栄光を』

アレッサンドロ・スカルラッティ(1660~1725)はバロック期のイタリアの作曲家。 『もし貴方が私の死の栄光を』は「十人委員会の崩壊 La caduta de'Decemviri」(1697年、ナポリ初演)の第3幕で歌われるアッピオ・クラウディオのダ・カーポ・アリア。
十人委員会とは、古代ローマの最初の成文法である「十二表法(名前は12枚の銅版に記されたとする伝承に由来する)」制定に携わった委員会(紀元前451-449)のことで、その指導者がアッピオであった。
アッピオは、ローマの将校の娘ヴィルジニアに恋をするが、ヴィルジニアはローマの一市民を愛している。
一方、ローマの貴婦人ヴァレーリアはアッピオを愛している。
オペラの題材として好んで取り上げられる恋のもつれである。
アッピオはヴィルジニアの父に殺されかけるが難を逃れ、ヴァレーリアに向かってこのアリアを歌う。
台本は、ローマの雄弁家であり哲学者だったキケロ(紀元前106-43)の原作に、シルヴィオ・スタンピーリャ(1664-1725)が手を加えたもの。
<参考>アレッサンドロ・スカルラッティ(Wikipedia)


(3)杉山裕美(2年生) ドニゼッティの歌劇「ドン・バスクワーレ」より・・・『あの目に騎士は』

『あの目に騎士は』は、第2場でノリーナが自らの恋愛観を軽やかに歌うカヴァティーナ(素朴な旋律をもつ歌謡的な声楽曲)
ローマに住むドン・パスクワーレは、お金持ちの偏屈おやじである。 遺産相続人は甥のエルネストだが、自分の勧める女性との結婚を承知しないので、自分が結婚をして子供を作ることにした。
友人で医者のマラテスタに相談すると、彼の妹のソフロニアがふさわしいと言うので、会ってみることにし、邪魔なエルネストを追い出してしまう。
エルネストにはノリーナという恋人がいるが、二人ともお金がないため結婚ができないでいた。
マラテスタはその若い二人を助け、またパスクワーレを少し懲らしめるためにノリーナをソフロニアと偽って一芝居打つことを企む。 ノリーナもその企みに大賛成、さっそくパスクワーレと偽ソフロニアはお見合いをした。
地味で慎ましやかに振舞う彼女をバスクワーレはひと目で気に入り、即求婚するのだが・・・・
<参考>オペラの歓び


(4)岩田有加(3年生) モーツァルト作曲・・・『誰が知ろうか』

アリア「誰が知るでしょう、いとしい人の苦しみを」K.582は、ソレール作曲のオペラ"Il burbero di buon cuore"の挿入歌として、 モーツァルトが作曲した二つのアリアの一つです。
<参考>ようこそ ChezY へ
"Il burbero di buon cuore"をご覧になりたい方は、こちらのDVDで。
<参考>IL BURBERO DI BUON CUORE ※チェンバロ奏者のクリストフ・ルセは、東京都北区の第3回北とぴあ国際音楽祭(1997年)で旧古河邸食堂で寺神戸亮らとバロック音楽のコンサートを行いました。


(5)浅山裕志(3年生) ヴェルディの歌劇「リゴレット」から・・・『女心の歌』

『女心の歌』は第3幕でマントヴァ公爵が町外れの居酒屋で歌う、プレーボーイにぴったりのアリア。
好色なマントバ公爵に仕える道化師リゴレットは、公爵が愛娘ジルダを誘惑したと知り殺し屋に殺害を依頼するのだが・・・
<参考>わかる!オペラ情報館


(6)人見玲(3年生) プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」から・・・『ムゼッタのアリア』

第2幕 ムゼッタのアリア 『私が街を歩くと』Puccini: La Boheme: Act Two: Quando M’En Vo’

クリスマスイブで賑わうパリのカフェ。
年老いたパトロンと高笑いをしながら入ってきたムゼッタは元彼のマルチェッロがいるのに気が付きます。
そこで、
私が街を歩くと、みんな立ち止まって私を見るわ
そしてこの美しさに見とれるのよ
頭のてっぺんからつま先まで!
・・・・


(7)吉川響一(4年生) チレアの歌劇《アルルの女》~『ありふれた話(フェデリコの嘆き)』

闘牛場でみかけたアルルの女に惚れちゃった農園主の息子フェデリコが第2幕で「あの人のやさしい面影が現われて…」と歌うアリア。
シャルルr・アズナブール作詞の"She (tous Les Visages De L'amour)"=映画『ノッティングヒルの恋人』主題歌と同じですねぇ。 今も昔も恋の悩みは同じってことですか。
原作は、アルフォンス・ドーデの戯曲「アルルの女(L'Arle'sienne)」で、ビゼーの「アルルの女」はこの戯曲の劇付随音楽およびそれを管弦楽用に編曲した組曲です。
あらすじは、こちらを参照してください。


(8)四方めぐみ(4年生) モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」から・・・『自分で自分が』

第1幕で、小間使いのスザンナに伯爵夫人への取り成しを懇願してケルビーノが「自分で自分が分からない」と歌う。
侍女スザンナを誘惑する好色のアルマヴィーヴァ伯爵を、伯爵夫人と侍女スザンナと伯爵の従僕フィガロが懲らしめ、フィガロとスザンナはめでたく結婚しましたとさ。
<参考>わかる!オペラ情報館


(9)久米孝宜(4年生) ワーグナーの歌劇「タンホイザー」より・・・『夕星の歌』

第3幕
吟遊騎士タンホイザーの元恋人エリザベートは聖母に、彼への許しと引き換えにわが身をささげると祈る。
彼女と共にいることを断られた親友のヴォルフラムは、いまは彼女の死期が近いことを知り空の星に願い
アリア「夕星の歌----おお、おまえ、いとしい夕星よ(O du mein holder Abendstern,)」を歌う。
<参考>わかる!オペラ情報館


(10)風間万莉子(4年生) マスカーニの歌劇「カバレリアルスティカーナ」から・・・『ママも知るとおり』

とても美しいメロディーの間奏曲が有名な「カバレリアルスティカーナ」は、シチリア島で繰り広げられる男と女のドロドロの悲劇
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」で歌われるアリア(独唱による歌)の中では最も有名なもので、 自分の婚約者の不倫を知ったサントゥッツァが、婚約者の母ルチーアにその苦しい胸の内を告白するアリア。
<参考>カヴァレリア・ルスティカーナ(Wikipedia)


(11)野村真土 ヴェルディ「シチリア島の夕べの祈り」から・・・『喜びのうちに』

第3幕で、シチリアを統括するフランスのモンフォルテ総督は、かつてシチリア女との間に生まれた子供がアッリーゴであると知って、アリア「喜びのうちに」を歌う。
<参考>オペラ・データベース


(12)金久朋未 ビゼーの歌劇「カルメン」から・・・『ミカエラのアリア』

第3幕:密輸の見張りをするドン・ホセの元に婚約者ミカエラが母親の重病を知らせようと向かいます。
密輸団のアジトへ向かう途中でミカエラが歌う「何が出ても恐くない」は、叙情的で極めて美しい曲です。
<参考>オペラ・データベース


(13)仁上智弘 プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」から・・・『冷たい手を』

第1幕:詩人のロドルフォと画家のマルチェッロの屋根裏部屋へ火を借りに来たお針子のミミ、
ろうそくの火が消えて二人は暗闇の中で、ミミが戸口に置いた鍵を探す。
暗闇で二人の手が触れ合ったのをきっかけにロドルフォは自己紹介をする。
(冷たいこの手/Che gelida manina)
そしてロドルフォの問いかけにミミも答えて自己紹介をする。
(私の名前はミミ/Si mi chiamano Mimi)
<参考>オペラ・データベース


第二部


(1)志賀菜津紀・金井龍彦
ドニゼッティの歌劇「愛の妙薬」より・・・『一言だけでも』

美しいけどちょっと高飛車な村娘アディーナに恋した純真無垢な若い農夫ネモリーノ。
村の守備隊の軍曹ベルコーレはアディーナを口説こうとします。
その様子を見て焦ったネモリーノもアディーナに勇気を出して告白しますが相手にされない。
そこで、ネモリーノはいかさま薬売りのドゥルカマーラから「愛の妙薬」を買うのだが・・・
ネモリーノが第2幕で歌うアリア「人知れぬ涙」が有名ですが、 ここでは、第1幕でネモリーノがアディーナに愛を告白するのですが相手にしてもらえないという場面の二重唱。
最後はハッピーエンドです。
<参考>わかる!オペラ情報館


(2)黒澤愛・斉藤大輔
レオンカヴァレロの歌劇「道化師(パリアッチ)」より・・・『こんな時間に』

これは男女のドロドロの愛憎劇
旅芝居一座の座長カニオの妻ネッダと愛人のシルヴィオが逢引の際に歌う二重唱。
<参考>わかる!オペラ情報館


(3)山村望実・稲垣啓輔
ビゼーの歌劇「カルメン」 より・・・『母の手紙を』

第1幕で、街を警備する衛兵詰め所の伍長ドン・ホセと彼の母からの手紙を携えて訪ねてきた許婚ミカエラとの二重唱です。
<参考>オペラ・データベース


(4)金井朋未・野村真土
ヴェルディの歌劇「トロヴァトーレ」 より・・・『分かったな』

こちらも、魔女やら呪いやら三角関係やら兄弟殺しまである悲劇。
<参考>わかる!オペラ情報館
<参考>オペラ・データベース